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<損賠提訴>東北大などに1億円 自殺した院生の両親(毎日新聞)

 08年に自殺した東北大大学院生の男性(当時29歳)の岡山市に住む両親が18日、自殺は担当の元男性准教授(53)の不適切な指導が原因だとして、東北大と元准教授に約1億円の損害賠償を求め、岡山地裁に提訴した。

 訴状などによると、男性は理学研究科の博士課程3年目だった06年、元准教授から論文提出の延期を指導された。07年12月には提出が認められなかった。男性はうつ状態となり、学位取得に見通しが立たないことに絶望し、08年8月に自殺したとしている。

 東北大の調査委員会は09年4月、「独断で2年続けて論文受け取りを拒否するなど、重大な過失があった」との報告書を発表。元准教授は翌月、自主退職した。

 両親の代理人弁護士は「元准教授の処分にに関する報告書の開示を求めたがほとんど拒否された。裁判を通じ明らかにしたい」と話した。東北大は「提訴を承知していないので、コメントを差し控えたい」としている。【石井尚】

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「農水相がゴルフ」報道で処分=TBS(時事通信)

 口蹄(こうてい)疫問題が発生する中、海外出張した赤松広隆農林水産相が「外遊先でゴルフをしていた」とする民主党幹部の発言を、TBSテレビが十分な裏付けがないまま報道した問題で、同社が政治部長ら4人を2日付で懲戒処分していたことが、5日分かった。
 同社広報部によると、放送当日の政治部デスクと、記事を取りまとめた政治部の与党担当キャップが減俸。政治部長とニュース時間帯の編集長だった編集部次長がけん責処分。 

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突然の内々定取り消し、会社に賠償命令(読売新聞)

 福岡県内の大学を昨年3月に卒業した20歳代の男女2人が、福岡市中央区の不動産会社「コーセーアールイー」から就職の内々定を一方的に取り消されたとして、同社に損害賠償を求めた訴訟の判決が2日、福岡地裁であった。

 岩木宰(おさむ)裁判長は「被告の対応は労働契約を結ぶ過程での信義則に反し、不法行為にあたる」として、会社に対して男性に85万円、女性に110万円を支払うよう命じた。原告側代理人によると、内々定取り消しを違法と認め、損害賠償を命じた判決は全国初という。

 判決によると、女性は2008年5月、男性は同7月に内々定の通知を受けた。しかし、同10月の内定式の2日前、会社は経営悪化を理由に2人の内々定を取り消した。

 会社側は「世界規模の不況で、人員削減は仕方なかった」と主張したが、岩木裁判長は「具体的な説明もないまま突然に内々定を取り消しており、誠実な態度とは言い難い。被告は採用への信頼を損ねたことについて、賠償する責任がある」と判断した。

 2人は昨年1、2月、解決金を求めて福岡地裁に労働審判を申し立てた。地裁は会社が男性に75万円、女性に100万円の解決金を支払うよう命じたが、会社側が地裁に異議を申し立てたため、男性が約115万円、女性が約380万円の損害賠償を求めて民事訴訟に移行していた。

 同社は「今後の対応は弁護士と協議したい」としている。

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沖縄で福島氏「辺野古、閣議で署名しない」(読売新聞)

 社民党党首の福島消費者相は25日、沖縄県を訪問して仲井真弘多知事や稲嶺進名護市長らと相次いで会談し、辺野古周辺への移設に反対する考えを伝えた。

 その後の記者会見で、福島氏は「辺野古という文字が入っている日米合意であれば、閣議で(日本の対処方針に)絶対に署名しない」と述べた。

 首相は25日夜、首相官邸で記者団に「閣議で何らかのことを決めなければならない。それまでの間に福島党首にご理解いただけるように最大限、努力する」と述べ、社民党の説得を続ける考えを強調した。

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 与野党は12日午前、「インターネットを使った選挙運動の解禁についての各党協議会」(座長・桜井充民主党参院政策審議会長)を国会内で開き、現在は禁止されているホームページ(HP)とブログの選挙期間中の更新を、夏の参院選から解禁することで大筋合意した。

 候補者を擁立した政党と候補者本人に限って認める。今後、地方選での対応などを詰めたうえで、解禁を最終決定し、今国会中に公職選挙法を改正する方針だ。

 協議会には、民主、社民、国民新、自民、公明、共産、みんなの党など与野党10党の政策責任者らが出席し、HP、ブログ、メール、簡易投稿サイト「ツイッター」の4種類について、解禁の是非を検討した。HPとブログの解禁には異論が出なかったが、メールとツイッターに関しては、「誹謗(ひぼう)・中傷に使われる恐れがある」などの慎重論が多く、見送りとなった。

 桜井氏は協議会終了後、「メール、ツイッターには各党の思いがあった。ただ、将来は各党とも全面解禁で行こうということだった」と記者団に語った。

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 鳩山由紀夫首相は11日夕、首相官邸でイスラエルのリーベルマン外相と会談した。首相は、和平に向けたイスラエルとパレスチナの間接交渉再開を歓迎し、「中東和平のためできる限り積極的に貢献していきたい」と述べた。
 リーベルマン外相は日本の中東和平支援に謝意を表明。鳩山首相をイスラエルに招請するネタニヤフ首相のメッセージを伝えた。 

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 患者を最初に診察する医師の「プライマリ・ケア(1次医療)」を充実させ、医師の「質」向上を分かりやすい形にする取り組みが4月から始まっている。3つの学術団体が合併して活動を一本化したほか、国内最大の医師組織「日本医師会」(日医)も医師の生涯学習制度を改定した。医師免許は一度取得すれば更新することがなく、患者側の医療不信の一因となってきた。「学ぶ医師を増やせ」をテーマにした取り組みで、医師の質への疑念を払拭(ふっしょく)できるか。(大谷卓)

 近畿のある総合病院に勤務する40歳代の小児科の男性医師は、知り合いの開業医の紹介で来院した子供を診て驚いたことがある。

 「風邪と聞いていたが、ぜんそくだ。しかも肺に傷がついているかもしれない」。すぐに治療を施した。大事には至らなかったものの、開業医には早く連絡するよう注意した。

 最初の診療が十分でない例は少なくない。「顔がむくんでいる」と連れてこられた男児が、腎臓疾患のネフローゼ症候群だったこともある。放置すれば腎不全につながる危険な病だ。最初にかかった病院では血液検査を行っていなかったという。プライマリ・ケアにあたった医師や看護婦らの知識や能力不足が原因だ。

 こうした失敗を防ごうと4月に発足した「日本プライマリ・ケア連合学会」(東京)は、日本プライマリ・ケア学会▽日本家庭医療学会▽日本総合診療医学会が合併して誕生した。

 合併の目的の一つが各自で設けていたプライマリ・ケアに関する認定制度の統一だ。当面、日本家庭医療学会のプログラムを基に「プライマリ・ケア専門医認定制度」を実施。専門にかかわりなく臓器別の診断▽幼小児期と終末期のケア、患者とのコミュニケーション能力▽患者やその家族、地域医療にかかわれるかなどを問い、5年ごとに更新する。

 一方、日医も独自に行う医師向け生涯学習制度を変更。これまで医師会誌の感想文などで取得できた単位に学習を義務付け、1時間以上を1単位として30単位の取得を必要とした。また幅広く最新の知識と診療能力、医療倫理を問うためのカリキュラム取得も要求してハードルを上げた。日医生涯教育課は「医師が学ぶ姿を一般に見える形にできるはず」とする。

 新しい連合学会の副理事長で、東京・台東病院の山田隆司病院長は「学ぶ医師を増やす努力が医学界に求められている。患者が相談できる『かかりつけ医』を増やせば、医療への安心感も高まる」と話している。

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9か月の長女を壁に投げつける…風俗店員逮捕(読売新聞)

 福岡県警南署は20日、9か月の長女を壁に投げつけ重傷を負わせたとして、福岡市南区大楠1、風俗店従業員岡田祐季容疑者(23)を傷害容疑で逮捕した。

 「泣きやまないので投げた」と容疑を認めているという。

 発表によると、岡田容疑者は16日午前2時頃、自宅寝室で泣きやまない長女を壁に投げつけ、右足の骨を折る約1か月の重傷を負わせた疑い。

 岡田容疑者は、妻(23)と長女の3人暮らし。17日、妻と「娘の右足がおかしい」と病院を訪れ、19日に再検査して骨折がわかった。その際、妻が医師に「夫から暴力を振るわれている」と話したことから、病院が福岡市のこども総合相談センター(児童相談所)に通報。連絡を受けた同署が20日に岡田容疑者に事情を聞いたところ犯行を認めたという。

 妻は2月と3月、同署に「夫から殴られたり、けられたりする」と相談していた。担当者は、避難施設に入所することや、刑事事件の被害届を提出するよう促したが応じなかったという。

 ◆昨年11月も頭骨折、福岡市調査せず◆

 同センターによると、長女は生後約4か月の昨年11月にも頭の骨を折る重傷を負い、診察した市内の病院から「虐待の疑いがある」と通報を受けたが、この時は、妻が「事故が原因」と病院に説明したことを理由に詳しい調査をしなかった。

 12月に妻から家庭内暴力の相談を受け、妻と長女をセンターなどに避難させた後、熊本県の親類宅に住まわせたが、同県の児童相談所には引き継がず、妻とも連絡を取らなかった。3月に南署からの連絡で2人が福岡市に戻っていることを知ったが、妻とは連絡が取れなかったという。

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神戸スイーツ最強「定番」を創った時代の寵児 小山進(産経新聞)

 ■パティシエ エス・コヤマ 小山進(46)

 神戸をルーツに発展した洋菓子の歴史をふりかえり、重要な役割を演じた職人、菓子、店を描く新連載「神戸スイーツ年代記」。トップバッターは「パティシエ エス・コヤマ」のオーナーシェフ、小山進さん。神戸スイーツの正統派ながら、変革者として期待されている。

 「パティシエ」。洋菓子職人をフランス語でそう呼ぶようになったのは、昭和から平成へと変わる1990年代のこと。

 フランスで修業した若手が東京で台頭し、メディアが盛んにとりあげた。子供たちのあこがれの職業となり、製菓学校が人気を呼んだ。洋菓子店がパティシエを前面に出して客を集める時代が到来したのである。

 東京のパティシエがブームを引っ張る中、関西でひとり気を吐いていたのが小山だ。

 ■小山ロール

 世に出るきっかけは、平成4年に始まったテレビ番組「TVチャンピオン」(テレビ東京系)のケーキ職人選手権への出演だった。神戸の「スイス菓子ハイジ」のパティシエだった小山は連覇し、番組の顔となる。パリで開催されたグランドチャンピオン大会では、オリジナルのロールケーキ「小山ロール」が1位に輝いた。

 「ロールケーキは誰もが一度は食べた経験がある。味の基準があるロールケーキで最高記録を塗り替えたかった」と振り返る。

 小山の店の名は「パティシエ エス・コヤマ」。パティシエの時代にふさわしい名といえる。だが、大阪、神戸のベッドタウン、兵庫県三田市のニュータウンの一角とはいえ、実に辺鄙(へんぴ)な場所にある。「自然に囲まれた庭付き一戸建ての店を作りたかったから」というが、同業者からは「鳥の餌でも作るんかいな」と揶揄(やゆ)されたそうだ。

 小山ロールをひっさげて平成15年11月13日、オープンした。開店からわずか2時間でショーケースの中はからっぽに。たちまち「行列ができる店」として三田の名所となる。チャンピオンにとって立地はまったくハンディにならなかった。

 さらに、小山ロールはロールケーキブームに火をつけることになる。

 ■二人の父

 小山は京都で生まれた。父は和菓子屋の洋菓子部門の一職人。母は「夜は遅い、給料は安い。あんたは菓子屋になったらあかん」が口癖だった。

 当時、菓子職人の社会的地位はまだ低かった。

 高校時代、父の店でアルバイトする。父が同僚に残業を頼めず、何でも一人でやってしまうことに腹が立ち、同僚たちになぐりかかった。「おやじと同じ仕事で成功してみせる」。ハイジの入社試験の面接では「ぜったいに社長になる」とたんかを切った。

 修業の地に選んだ神戸は“洋菓子発祥の地”。ユーハイム、モロゾフ、ゴンチャロフといった外国人が創業した店が東京に進出し、全国ブランドとして君臨。ハイカラで舌の肥えた客が職人、店を鍛えてきた。

 父も「菓子をつくりたいなら、神戸に行け」と背中を押してくれた。

 ところが、ハイジでは入社後、いきなり喫茶部門に回された。紅茶をいれる毎日に嫌気がさしたある日、トーストに添えるバターをバラの花の形にして出した。父がケーキのデコレーションにバタークリームを絞って作り置きしていたのをヒントにした。これが社長の前田昌宏の目にとまり、21歳で支店長に抜擢(ばってき)された。

 小山はかならず結果を出した。「1日1万8000円だった売り上げを150万円にまで伸ばしたこともあった」という。それなのに上司から不本意な異動を言い渡される。「あすから営業をやれ」。

 「将来、会社を背負う人材に」と願う前田の親心と気づくのは、後のこと。

 菓子作りを続けたくてコンテスト出場だけは許してもらった。仕事を終えてから夜遅くまで練習。意地とプライドをかけて数々の製菓コンクールで入賞してみせた。それがTVチャンピオンのスタッフの目に留まり、出演が決まった。

 テレビでの人気は、そのまま店の売り上げに跳ね返った。息子のいない前田は実の息子のようにかわいがり、期待。小山は本店のシェフパティシエ、商品開発部長にまで上りつめる。が、人気に技量が追いついていないことに苦しんだ。「もっとうまくなりたい」とずっと思っていた。

 平成11年12月31日、ハイジを辞めた。子供の病気で仕事が続けられなくなったのだ。薬代を稼ぐため、洋菓子店の商品開発や技術指導を請け負う仕事を始めた。ハイジ時代に営業や企画もやらされたことが役に立った。クライアントに言った。「ぼくの言うとおりにやったら、ぜったいもうかりますよ」

 三田で創業するまで3年半で契約した店は15社に上った。いろんなお菓子を見ていくうちに、何が大事かが見えてきた。

 ■20%を変える

 「変わらないものが80%、変えるものが20%。変わらないものを大事にしないと、次のものが見えてこない」。ロールケーキやシュークリームのような“定番”をいかにおいしく作るかを考え、小山ロールもこの発想から誕生した。

 同様に、17年に増設したショコラ専門店に「奏(そう)」というお菓子がある。これはハイジの大ヒット商品「アルハンブラ」を再現したものだ。アルハンブラを継承しつつ、小山ならではの味付けがされて、まったく新しい商品として蘇った。

 ところで、洋菓子界の父と仰いだ前田は18年に亡くなり、ハイジも19年に倒産している。奏はハイジと前田への特別な思いが込められた菓子でもある。

 小山自身の「80%」は、紛れもなくハイジでの17年間、神戸のパティシエとの競争、舌の肥えた消費者によってはぐくまれたものだろう。“神戸スイーツ”を継承したうえで「20%」をどう重ねていくか。

 「他人のつくる菓子に興味はない」と断言。「オレのお菓子は本当においしいか。舌をもう一度磨く」と心に決め、和洋を問わずさまざまな料理人との出会いを求める。

 小山を目標にする若手は多い。“パティシエにあこがれた子供たち”だ。

 ある雑誌で「小山さんと一緒に仕事するのが最大の夢。どんな辛いときも小山さんがいたから頑張れた」と語る若いパティシエの記事に感激し、自分のお菓子を送り激励したという。

 小山にとって、人を育てることもこれからの使命だろう。しかし「師匠」といった言葉は似合いそうもない。小山を超える次代のスターを世に出す「プロデューサー」だろうか。(敬称略)(文、安東義隆 写真、彦野公太朗)

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 11日午前9時ごろ、大阪市城東区鴫野西の日本フリーメソジスト大阪城東基督教会で、1階出入り口付近に消火器が投げ込まれ、ガラスが割られているのを、教会の男性牧師(47)が見つけ、110番した。

 城東署によると、この建物は1階が教会で3階部分が住居になっており、牧師は午前10時からのミサの準備をしようとしてガラスが割られていることに気がついたという。牧師の家族が、この日の午前2時半ごろに帰宅した際には、異常はなかった。

 大阪や京都、兵庫などでは昨秋以降、プロテスタント系の施設を狙って消火器などを投げ込む建造物損壊事件が相次いでおり、警察は関連を調べている。

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